2022.08.10
いたわりながら、瞳の魅力を底上げ。「シンシアワンデーS クレシェ コントロール129/コントロール132」をレポ
シンシアワンデー S クレシェ
「瞳の健康と美しさを守ることをとことん追求したコンタクトレンズ」をコンセプトに、コンタクトレンズを展開するシンシアワンデーSシリーズから、2021年8月にサークルレンズ『クレシェ』が新発売されました。
今回発売されたクレシェシリーズは、「肌だけでなく、日々の疲れた瞳もいたわりたい」そんな思いを抱く方に向けた、こだわりがたっぷりのレンズとなっています!
「以前より身近になったカラコンだからこそ、慎重に選びたい。」「安心してカラコンを楽しみたい」という方に特におすすめのクレシェ。
今回は、そんなクレシェからこだわりポイントだけでなく、展開されているカラーの『コントロール129』と『コントロール132』の違いについてもご紹介していきます。是非参考にしてみてくださいね!
クレシェシリーズのこだわり
クレシェシリーズのレポをしていく前に、まずはこだわりポイントをたっぷりご紹介。
《point1》シリコーンハイドロゲルレンズを採用
そもそも「シリコーンハイドロゲル」ってあまり聞き馴染みがないですよね。簡単に説明すると、素材の名称になります。
従来のソフトコンタクトには主に「ヒドロキシエチルメタクリレート」。通称「HEMA(ヘマ)」という素材が使われています。
HEMAは、高い含水率を採用することによって酸素透過性も高まり、ゴロつきやコンタクトを装用した際に生じる異物感などを軽減することを実現しました。しかし、含水率を高めることで装用感は快適になりますが、瞳の水分をより多く吸収するため、乾燥しやすくなってしまうデメリットも生じます。
よく見かけるカラコンのレンズデータに、「含水率」というものを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
前述した内容で、含水率が高含水タイプ(含水率50%以上)のものであれば、酸素透過性も高まり着け心地がよくなる反面、水分量を多く含んでいるため長時間着けていると瞳が乾きやすくなります。そのためドライアイの方には特におすすめしないタイプです。
「では、低含水のものがいいの?」と思うかもしれませんが、低含水タイプ(含水率50%未満)にもデメリットがあり、その名の通り含まれている水分量が少ないため、瞳からの水分を吸収しにくく瞳が乾きにくいですが、酸素透過率低いため、充血の原因となったり、着けているとゴロつきなどが気になる点がデメリットとして挙げられます。
そんな従来の高含水・低含水タイプのデメリット部分をなくしたのが、「シリコーンハイドロゲル」です。
シリコーンハイドロゲルは、水分を介して酸素が通過するだけでなく、レンズをも通過するため、低含水ながらも、酸素透過性が高い点がポイント。そのため、瞳が酸素不足になりにくく、長時間快適な装用感が叶います。
また、低含水のため、水分蒸発などの高含水にあったデメリットも払拭。低含水タイプ・高含水タイプそれぞれいいとこどりをしたい方に、おすすめなレンズとなっています◎
《point2》シンシアワンデーS独自の優れた親水性
そんな優秀な「シリコーンハイドロゲル」は、実は「HEMA」と比較すると水分を弾きやすい素材です。しかし、クレシェ含めシンシアワンデーSシリーズは、水分のなじみ(親水性)に優れた特殊表面構造を採用しているのもこだわりのひとつ。
個人差はありますが、コンタクトを着けている際に多くの方が気になる異物感や乾燥感を軽減し、快適な装用感をもたらします!
《Point3》着けた瞬間に違いがわかる、しっとり感。
保存液に、ヒアルロン酸とアルギン酸が配合されているのもポイント。
ヒアルロン酸はよく耳にする成分かと思います。そのため、ヒアルロン酸=保湿のイメージが強いと思いますが、もちろんそれだけでなく、元々ある水分を「保水」する効果も期待される成分となっています◎
アルギン酸は、ワカメなどの海藻に含まれている天然保湿成分。海藻特有のぬめり成分はアルギン酸が主に含まれており、ヒアルロン酸と同様保湿力に優れている成分です。また、水分を引き寄せて停滞働きがあるのも特徴です。
そのため、着けた瞬間にしっとりやわらかさを実感できるのもポイントですよ!
※レンズのうるおい効果を保証するものではありません
《Point4》眼障害の原因となる紫外線B波を約96%カット
紫外線は肌へのダメージが大きくイメージされますが、実は眼へのダメージも懸念されています。
日焼けなど、シミ・シワなど目で見て分かる肌ダメージと違い、眼へのダメージは実感しにくいですが、蓄積されると白内障などの眼障害原因にもなるため特に注意したい部分です。
クレシェシリーズは、そんな眼障害の原因ともなる紫外線B波を約96%カットする効果もあるので、特に紫外線が強く、気になる今の時期に嬉しい効果となっています◎ただ、サングラス代わりにはなりませんので、その点は注意が必要です。
クレシェ コントロール129/コントロール132をレポ
クレシェのこだわりポイントをたっぷりお伝えしたところで、気になるクレシェのデザインや実際装着した際のレポをご紹介!
商品詳細
クレシェ コントロール129/コントロール132それぞれのレンズスぺックはこちら♡
- レンズスペック
- 全体直径 14.1mm
- 着色直径 12.9mm/13.2mm
- BC 8.8mm
- 含水率 47%
- 使用期限 1日
コントロールの後ろについている数字は、着色直径を指しており、「コントロール129」が着色直径12.9mm。「コントロール132」が13.2mmとなっています!
デザインや色などは変わらず着色直径のみの違いなので、その点含めての見え方が楽しみです◎
パッケージデザイン
パッケージはホワイトカラーをベースに、シンプルなデザインです◎129、132どちらも表面のデザインは一緒となっています!
レンズの種類は側面で確認◎よくみるとカラーネームの部分の色が異なっていますね‼︎
瞳・裸眼データ
着用画像を紹介する前に私自身の瞳・裸眼のデータになります。

私の裸眼の色は、暗めの茶色と黒の中間あたりの色。こげ茶より暗く、カラコンが発色しにくい裸眼です。狭めの二重で、サイズの大きいカラコンを着けると一重になりやすく、着色直径が13.8mm~以上だと、白目が埋もれます。遠目から見ると左目が少し内斜視気味なのがコンプレックスです。
着用画像
ここからは実際に着用した際の画像と併せてレポ。違いがわかりやすいように、129と132を並べてご紹介していきます◎
着用画像(太陽光)
着用画像(室内光)
裸眼との比較
コントロール129は裸眼に近いナチュラルなサイズ感で、コントロール132はより盛れを感じる大きさに仕上がりました◎実際につけた時、肉眼で見ると裸眼との違いを感じませんでしたが、こうしてみると一目瞭然で、どちらのサイズもしっかりかつナチュラルに盛ってくれていますね!
着用動画
着用した際の動画になります。動きがあった方が、実際の見え方などよりイメージがつくかと思います◎どちらのサイズも、視線を動かしても白目が埋もれたりしている感じがしておらず、どの角度でもしっかり光を反射して暗く重い印象にはなっていないですね!
シンシアワンデーS クレシェ コントロール129/コントロール132を実際に使ってみて
コントロール129とコントロール132にデザインに違いはなく、カラーもどちらもチャコールブラウンが採用されています。
「チャコールブラウン」のチャコールは木炭という意味で、黒っぽいグレーがかったブラウンカラーになります。グラデーションデザインでカラーリングされており、どんな瞳の色の方でも使いやすいように設計されているのがポイントです。
カラー・デザイン共に違いはありませんが、個人的に感じた違いをご紹介。
『コントロール129』は、全体的に綺麗なチャコールブラウンカラーに発色しましたが、フチ部分がほんのりカーキっぽい抜け感のあるカラーに。
『パウダーのように繊細なドット』を採用しているからか、フチが綺麗にぼやけてふわふわ感が生まれました!サイズ感は裸眼よりほんのり大きいくらいで、仕事場や学校などで使う時にちょうどいいナチュラル具合です◎
『コントロール132』は、着色直径のサイズが少し大きめ。そのため白目部分にフチがくるので、『コントロール129』より、全体的にくっきりした印象になりました!
こちらも綺麗なチャコールブラウンに発色しましたが、若干赤みを感じる発色に。
ナチュラルではありますが、職場や学校で使用するには少し大きめなので、個人的にはコントロール129の方がちょうどいいサイズ感でおすすめ。それぞれのサイズを、オンとオフで切り替えて使ってもいいですね◎
着け心地については、どちらも指に乗せた時からレンズの柔らかさを感じました。また、装着したときに従来のカラコンやサークルレンズより瞳へのフィット感も高かったです◎
仕事の時に実際に使用してみましたが、コンタクトをつけた際に生じる「後半にかけて感じる目の乾燥感」や、「目の疲労」などが普段より感じず、目へのストレスが軽減されたように感じました!
どちらのデザインも普段からカラコンやサークルレンズを使っている方はもちろんのこと、初心者の方にも使いやすいデザインとなっていますよ!
こんな方にシンシアワンデーS クレシェ コントロール129/コントロール132を特におすすめしたい!
- カラコンをしてみたいけど、不安がある。
- 瞳を大事にしながらお洒落したい
- 普段使いしやすいカラコンが欲しい。
- ナチュラルなカラコンが欲しい。
以上の方に特におすすめです!!是非チェックしてみてくださいね。
また、クレシェ コントロール129/コントロール132は、眼科やコンタクトレンズ専門店のみで取り扱いとなっています。お近くの店舗での取り扱いについては、以下のサイトからご確認いただけます。
『シンシアワンデーS クレシェ』にチェックを入れて、確認してみてくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。気になっていた方の参考になれば幸いです!
arii